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転職の際の病歴などのマイナス情報
転職に不利になるマイナス情報

転職の際に困る病歴

転職の際に困る病歴の告知

最近、「こころの病」で仕事を休職し、そのまま退職する方の相談が多くなったように感じます。
仕事の悩みや職場の人間関係から夜眠れなくなり、仕事へ行こうという気力がなくなってしまう。1日、2日と会社を休むと更に会社に行くのが嫌になる。そこで心療内科に行くと適応障害などの病名を付けられ、薬を処方される。
このような形で「こころの病」と診断されて1か月、2ヵ月は休養が必要ですということになります。
休養して会社に復帰できれば良いのですが、そのまま退職する方も多いようです。
そのような場合、次の就職の際に病歴を話すべきかどうかです。
休職期間が半年、1年と長くなり、有給も使ってしまい無給の期間が長くなると前年の源泉徴収額で仕事をしていなかったことが分かってしまうため、その理由は聞かれると思います。
しかし、短期間の休職で終わり現在は健康状態だけれど会社には復帰せずに退職した場合などは、どうでしょうか。
「こころの病」の場合はどの企業も採用を躊躇するところではあります。また、入社後に病気が発症して休職してしまうのでは無いかという懸念を抱きます。
法律では個人情報保護法の観点からエージェントから求職者のマイナスの個人情報は求人先に伝えてはならないことになっています。これは極端な例で言えば犯罪歴も同様です。
この観点から考えれば求職者がマイナスの個人情報を求人先に伝えないということは正しいことだと言えるでしょう。
ただし、職務上明らかに精神の安定が求められる仕事(例えば飛行機のパイロットなど)、精神安定剤などの服用により眠気を催すことが危険な仕事(例えば高所での仕事やクレーンなどの操作など)では事前の告知をしなければならないでしょう。
もしこのようなことで悩んだ場合はハローワークや経験豊富なエージェントに相談してみて下さい。

株式会社A・プレースメント
渥美康晴
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