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希望エリアが狭すぎる就職先探し
条件が厳し過ぎると損をする

希望エリアが狭すぎる就職先探し

条件が厳し過ぎると損をする

女性の就職相談で多いように感じますが、希望条件として自宅から電車や車で30分以内で通勤できる求人を探して欲しいと言われることがあります。このような希望を言う求職者の方の多くは事務職系を希望している方が多いです。
このような希望をされる方は大都市圏の中心地ではなく、地方都市や郊外にお住まいの方が多いようです。
大都市圏まで通勤するのは避けたいということかと思います。
新型コロナが拡大してから通勤電車に乗りたくないということかも知れません。
しかし、現在のようなコロナ禍では事務職系の求人倍率は0.5倍を切っていますので、エリアや業界を問わず事務職なら何でも良いと言っても2人に1件の求人しか無いという計算です。
そのような状況ということをご説明してもご自身の希望条件は変えないという方が多いように思います。
お一人お一人に家庭の事情があるので仕方ないですが、エリアを狭くすることは求人を探す際に最も対象求人を少なくする要因かと思います。
例えば電車で30分で行けるエリアをご自身で円を描いてどれくらいの範囲になるかを確認してみて下さい。
その円の中に入る職場でしか働けないとなると地域の求人媒体(例えば新聞の折り込み求人やフリーペーパーの求人など)で探す方が早いかと思います。

2021年10月1日から全国的に新型コロナの緊急事態宣言が久しぶりに解除になりますが、これがいつまで続くかは分かりません。また、第6波が来て再度緊急事態宣言が発令されるかも知れません。
2019年までのような経済状況と人手不足が戻って来れば、ある程度求人の希望条件が厳しくても応募できる求人が見つかるかも知れませんが、現在のような求人難の時代にはできる限り希望条件を緩めて応募できる求人を増やす努力を求職者の皆さんも考えてみて欲しいを思います。

株式会社A・プレースメント
渥美康晴
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