会社を辞める時 その2
退職願と退職届の違い
~退職願~
いざ、退職願を出す時に慌てないように、知っているようで知らない退職願についてお伝えしたいと思います。
まず「退職願」と「退職届」の違いですが、厳密には意味が違います。
退職願は~退職を願い出る書類~
会社が承認して初めて退職が確定します。あくまで退職の申し込みという意味合いです。提出後に会社との話し合いにより、退職が確定するか、場合によって退職を撤回することもあります。
退職届~本人の意識で退職を決めたので届け出致しますという届出書類~
一般常識として、直属の上長に提出するのは「退職願」になりますので、間違いのないようにしてください。
「辞表」は通常、会社役員を辞任する時や公務員が退職する際に使うもので、それ以外では一般的に使いません。
退職願を提出する時期ですが、民法では退職の14日前までに意思表示をすればよいということになっています。ですが社会人のマナーとしては、現在の自分の持っている仕事の引き継ぎ、状況などを考慮し、円満退社をして次のステップに進みましょう!
キャリアアドバイザー 渥美敦子