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失敗しない転職活動 その4(転職活動の時期)
賢い転職活動とは

賢い転職活動の方法

転職活動は在職中と離職後のどちらが良いか?

転職活動をする時に問題になることは平日の昼間に面接がある場合です。
在職中の方の場合、何社も応募書類を出していると面接試験が重なり、会社を何度も休めないために面接に行けないということになります。
では転職活動は会社を辞めてから行った方が良いのでしょうか?
会社を辞めてから転職活動をするということは、その方は無職ということになります。
無職の状態であれば求職者も早く就職を決めたいという焦りが出ます。
一方、採用する側も現在無職の求職者であれば就職を焦っているであろうから少し条件が悪くても入社承諾が得られるのでは無いかと思います。
この求職者側の早く就職したいという焦りと採用者側の少し悪い条件でも入社するだろうという思惑が合致して、求職者は不利な条件で入社承諾をしてしまうケースが多くなります。

そのように考えると転職活動は在職している間に次の就職先を決める方が有利な条件で転職できるということになります。
確かに転職する方も「今の仕事があるから無理に転職しなくても良い」という余裕があった方が、焦って転職して失敗することは少ないでしょう。

では在職中にどのようにして面接の時間を作るかですが、これは応募先と良くコミュニケーションを取りながら、現在の仕事の勤務外や休みの日に面接日程を調整してもらうことが良いでしょう。
しかし、最終面接などは役員や社長面接になり、どうしても先方のスケジュールに合わせなくてはならないことも発生します。このような時は有給休暇を取るなどの方法しかないでしょう。
しかし、その前に応募先をあまり一度に多くしないことも大切でしょう。
今はネットで簡単に応募することができるために、一度に数十か所の企業に応募することもできますが、優先順位が付けられていなかったり、応募した企業も忘れてしまっている方が多いと感じています。
それでは折角、書類選考を通過しても面接のスケジュール調整が出来ず、面接試験に行けない=辞退ということになってしまいます。
1度採用試験に行けず辞退になってしまうと、また後で同じ企業に応募しようとしても「この人は前回試験に来なかった人」というデータが残っているため、企業から断られることになります。
くれぐれも安易に応募企業を増やすことは避けるようにしましょう。

結論としては転職活動は、
1.できる限り在職中に3ヵ月~6か月くらいの長いスパンでスケジュールをしっかり立てて行う
2.「早く就職先を決めなければ」という焦った気持ちで活動すると失敗することが多い
3.自分の転職の軸(何のために転職するのか)をしっかり決める
4.しっかり企業研究をして応募先を決め、安易に応募先を増やさない
5.転職したら今の職場の課題が全て解決できると思わない(どこの企業にもプラス面とマイナス面はある)
以上の5点に気を付けて転職活動をすることをお勧めします。

株式会社A・プレースメント
渥美康晴
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