良いキャリアアドバイザーとは?
どのようなキャリアアドバイザーかをしっかり見る
最近、転職相談に来られる求職者の方は、最初からキャリアアドバイザーを信頼していない方が居ます。
以前、他の人材紹介会社の転職相談で強引な応募誘導など嫌なことがあったのかも知れませんね。
転職活動では非常に強い味方のなってくれる筈のキャリアアドバイザーを信頼しないのでは、人材紹介会社を使う意味が無いと思います。
そこで良いキャリアアドバイザーの見分け方をお教えします。
1.資格を持ったキャリアアドバイザーが担当しているか?
キャリアコンサルティングには2つの国家資格があります。
1つは国家資格キャリアコンサルタントです。
これは標準レベルのキャリアコンサルタントの資格として比較的簡単に取得できる資格です。
2つ目は国家資格キャリアコンサルティング技能士という資格です。
これには2級(熟練レベル)と1級(指導者レベル)があり、非常に難易度の高い資格です。
このような国から認められた有資格者が担当している人材紹介会社は安心です。
登録して初回面談の際には貴社のキャリアアドバイザーは国家資格を持っていますかと聞いてみて下さい。
2.どれくらいのキャリアアドバイザー経験がある人が担当しているか?
大手の人材紹介会社では20代で社会人経験が3年くらいの方をキャリアアドバイザーにしているそうです。若手の求職者と話が合い、友達感覚で話を聞けるからという理由からそのような若手をキャリアアドバイザーにしているのでしょう。
しかし、転職経験や社会人経験も無い方に十分なアドバイスができるでしょうか?
このようなタイプの求職者にはこのように話しなさいという研修を受けてマニュアル的な対応はできるのでしょうが、ひとりひとりの求職者の解決ができるでしょうか?
またコンピュータで希望を入力すると自動的に該当求人が出て来て、それに応募するかどうかをコンピュータ上で操作するだけという紹介会社もあるそうですが、それでは人材紹介会社を使う意味があるのでしょうか?
やはり長い経験を持ったキャリアアドバイザーに相談しながら決める方が良いでしょう。
登録して初回面談の際に担当のキャリアアドバイザーに何年くらい経験がありますかと聞いてみて下さい。