仕事をする姿勢
吉田松陰のことばより
私たちは仕事をする上で、競争社会だからどのような方法でも勝てば良いとか、儲かれば良いとか、考えてしまうことがあるかも知れません。
私は経営者ですので会社を存続させるためには、利益が出なければ倒産してしまいます。そのためきれいごとばかりは言っていられないということも分かります。
しかし、私は自分さえ良ければ、どんな方法でも儲かれば良いとは思いません。信頼され、世の中に必要とされる仕事をしなければ、必ず社会から排除されると考えています。
吉田松陰という幕末の偉人が居ますが、その方の名言に「至誠にして動かざる者、未だ在らざるなり」という言葉があります。
誠実に信念を持ってものごとに当たれば、必ず人は信用して動いてくれるということです。
吉田松陰は江戸幕府により処刑されますが、吉田松陰の教え子たちが明治維新の中心的な存在となり、時代を動かしたのです。
これは今の時代にも活かされる考えだと思います。
常に「誠実に信念を持ってものごとに当たれば、必ず賛同する人は現れて協力してくれ、仕事は良い方向に向かう」と思います。