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労働基準法違反対策

もし就職・転職した会社がブラック企業だったら、あなたならどうしますか？
世の中には様々な企業があり、現在のように働き方改革が叫ばれて久しいにも関わらず、未だに過重労働をさせる企業があるようです。
そのような企業にもし就職してしまったら、どのような行動をすれば良いかを今回はお話ししたいと思います。
基本的に法定労働時間としては1日8時間、1週間で40時間以上働かせてはいけないという法律になっています。
また、時間外労働は月45時間以内、1年間で360時間を超えてはならないと定められています。
労働基準法にはもう少し細かく時間外労働の規定がありますので、厚生労働省のホームページで確認してみて下さい。
世の中には時間外労働を月45時間以上働いている人は多いのでは無いでしょうか？
恒常的に45時間を超える時間外労働をさせられている場合は健康面からも問題が発生することが多くなるため、労働環境の改善を会社に求めたり、労働基準局に相談に行かれたりした方が良いと思います。
しかし、ブラック企業と言われる会社では、タイムカードを打刻させてからサービス残業で働かせたり、見込み残業代を含んで給与を支払っているから追加の残業代は無いという企業もあるかも知れません。
このような会社に勤めている場合は、先ずは違法な過重労働があることの証拠を残して置く必要があるため、タイムカードなどに打刻して労働時間数を記録できない場合は、自分の手帳などに日別に超過した労働時間数を記録して置くと良いでしょう。もちろん休日出勤も振替休日などが取れない場合は超過労働時間として記録して置いて下さい。
手書きの記録では証拠にならないと思われるかも知れませんが、後々訴訟を起こした際には証拠になり得ますので面倒がらずに毎日記録しておいて下さい。
勤務先の過重労働が続き、職場環境の改善がされない場合は、すぐに勤務先の近くにある労働基準監督署に相談に行って下さい。
自分を守るのは自分しか無いのですから、怖がらずに行動することが大切です。