最近テレビで放映している「転職の魔王様」について
キャリアアドバイザーの役割
最近、月曜日の午後10時から「転職の魔王様」という番組が放送されています。
私もこの番組を興味深く見ていますが、内容は人材紹介会社に良くありそうな話をドラマ仕立てに作っていて、思わず「こういう話、あるある」と思いながら見ています。
番組の中で成田凌さんが演じる来栖さんというキャリアアドバイザーが居ますが、この方の口癖が「決めるのはあなた自身です」という言葉があります。
転職をするもしないも決めるのは求職者本人です。他人から勧められて転職をするものではありません。
転職する理由は様々ですが、現在の職場環境や仕事内容などを客観的に判断してもらうためにキャリアアドバイザーを使うのは良いと思いますが、最終的に決めるのは求職者本人です。
しかし、現実のキャリアアドバイザーは自分の毎月の売上目標を達成するために、無理やり求職者に転職を勧めているということも多いように感じます。
本当に求職者の人生を考えているのであれば、求職者自身が決断するのをじっと待ち、求職者が後悔をしない決断ができるように支援することが真のキャリアアドバイザーだと思います。