採用側や経営者の視点で考える
求人者の視点を持つ
転職相談をしているとキャリアの市場価値と希望年収が合わない方が居ます。
現年収や前職での年収が非常に高い方に多いのですが、社会人経験が数年で800万以上を希望される方も居ます。では経営者視点で考えた時に社会人経験が数年しか無いかたを800万で採用したいと思うかどうかです。
それが非常に貴重なキャリアで、市場にはなかなか見つからないキャリアであれば比較ができないため、そのキャリアが欲しい企業ならその年収を提示するかも知れません。しかし、世の中にそのようなキャリアはあまり無いでしょう。
一般的には学校を卒業して1年~3年で300万~500万、4年~5年で400万~600万、6年~10年で500万~800万というのが平均的年収ではないかと思います。
キャリアが浅くて高額な年収の人を採用するということは、経営者視点で考えると無謀な投資ということになります。
日本企業では年収は社歴に応じて上がることが多いため、前職でいくら給与をもらっているからと言っても転職で一旦下がることは良くあることです。