私の歴史 NO.1
20代の営業マン時代
私は大学で心理学を学びましたが、1980年代初めの時代は就職氷河期と言われ、就職の際の学部指定がある求人が非常に多かった時代です。大企業は文系では経済、経営、法学、商学などの学部しか応募ができない企業ばかりでした。心理学専攻の私は応募できる企業を探すことすら大変でした。当時は今のようにインターネットも無いため求人企業を探すのも大変でした。
就職雑誌を見て応募用はがきを書き郵送したり、企業の人事に電話をして説明会の予約を取らなければならない時代でした。
そのような就職活動を経て、どうにか東証1部上場企業に内定しました。
しかし、それからが大変な20代営業マンの始まりです。
私が入社した企業は社員数1万人の大企業でしたが、営業は朝の7時に出社して帰りは夜の10時~11時、月末の締めの時期には朝の5時まで仕事をしたこともありました。休みも週1日あれば良い方で、何ヶ月も休みが取れない時もありました。
それでも取引先への貢献を第一に営業を心掛けた結果、7年の在籍期間中に優秀な営業成績の営業マンがもらえる報奨金を10回以上もらうことができました。
この時の辛く大変な経験が現在も活きていると感じています。