外国籍の方の就職環境について
現在の外国籍の方の就職環境
最近、昼間の東京都内の電車には半分近くが外国人ではないかと思うくらい外国人観光客が増えています。弊社に登録される方も外国人の方が30%~40%近くになって来ました。
国籍も以前は中国、ベトナム、タイ、ネパールが多かったのですが、最近は欧米や南米、中東などの方も増えて来ました。
それと逆行するように最近は外国人の採用が厳しくなる傾向にあるように感じています。応募条件にも外国籍不可という条件を付ける企業が増えているように感じています。恐らく外国人の応募が多過ぎて、募集企業の方でも、もう外国人は要らないということではないかと思われます。
確かに外国人を採用した時には文化や習慣の違いからトラブルも多いことかと思われます。
しかし、これからの日本は少子高齢化が益々進行し、人手不足になることは目に見えています。
外国人の受入れを拒んでいては企業の存続はできないと思います。
これからはもっと世界的視野に立った人事戦略を大企業だけでなく、中小企業も検討していくべきでは無いかと思います。
政府ももっと外国人の就労のための施策を打ってもらいたいものです。
技能実習生制度も上手く機能していないところが見受けられます。技能実習生を安い労働力程度にしか見ていない企業も多いと聞きます。それでは外国の人たちも日本で働きたいとは思わないと重います。
日本は人口減少のフェーズに入っているのですから、日本人の婚姻率を増やしたり日本人の女性に子どもを産めと言うことも必要ですが、外国人労働者に優しい国になってもらいたいと思います。