正しい敬語の使い方 その1
正しい敬語とは その1
《 正しい敬語の使い方 ・①》
敬語は社会人として、しっかりと身につけておきたいマナーのひとつです。
最初は少し難しく感じますが、慣れてくればスムーズに使えるようになります。
まずは、正しい敬語を使うために,敬語について
復習してみましょう!
キャリアアドバイザー 渥美敦子
~敬語の種類~
敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の三種類があります。
尊敬語…相手を敬って使う言葉。相手の動作や状態を高めて表現する。
謙譲語…自分をへりくだって言う時に使う言葉で間接的に相手を敬う。
丁寧語…「です」「ます」などを用いて表現をていねいにして使う言葉。語尾に「ございます」「です」「ます」をつける。
いくつか例をあげてみましょう。
〈 する 〉尊:される、なさる 謙:いたす、させていただく 丁:します
〈 いる 〉尊:いらっしゃる、おいでになる 謙:おる 丁:います
〈 言う 〉尊:おっしゃる 謙:申す、申し上げる 丁:言います
〈 聞く 〉尊:お聞きになる 謙:伺う、承る 丁:聞きます
〈 見る 〉尊:ご覧になる 謙:拝見する 丁:見ます
〈 行く 〉尊:いらっしゃる、おいでになる 謙:伺う、参る 丁:行きます
〈 来る 〉尊:いらっしゃる、おいでになる、お見えになる 謙:参る、伺う 丁:来ます
〈 帰る 〉尊:お帰りになる 謙:失礼する 丁:帰ります