健康管理と睡眠 その2
睡眠の重要性
睡眠】～②
睡眠障害の中でも、あまり聞いた事がないのが「概日リズム睡眠障害」だと思います。
ヒトの体内時計の周期は約25時間であることが分かっていますが、地球の1日の周期は24時間であり、体内時計とは約1時間のズレがあります。
このズレは、日常生活においての様々な刺激により、体内時計が外界の周期に同調して、約1時間のズレが修正されていきます。
しかし、夜型の生活などで体内時計と合わず十分な睡眠が取れなくなる睡眠障害です。
自分でできる対処法としては、やはり基本的なことで「生活習慣を整える」ことです。
毎日の起床、就寝時間を一定にして生活リズムを整え、朝日を浴びましょう。光を浴びることが一番のポイントです。朝食を摂ることも大切です。
日中は適度に運動して活動的に過ごし、寝る前のカフェイン、喫煙、アルコールは控えます。
寝室は快適な温度、湿度を保ち、できるだけ外の音は遮断し、照明も不安にならない程度に暗くしましょう。
よく眠ることで、脳をクールダウンさせ、心身の回復、記憶の定着、免疫機能を強化させることが期待できます。
キャリアアドバイザー 渥美敦子