お人好しのキャリアアドバイザー その3
ひとりひとりの人生を考えて
アドラー心理学では「自己決定」を重視します。
「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」というアドラーの言葉からも分かるように、過去の出来事は全て自分が選択して来た結果です。他人に強制されてきたというように感じているものもあるかも知れませんが、最終的には自分で行動を決めているということです。
他人の考えも基本的には変えられないため、自分を変えるしか方法は無いということです。
他人の考えは変えられると言う方も居るかも知れませんが、完全にマインドコントロール状態にでも置いて変えない限り変えられない訳ですから、普通に他人に接している中で簡単に他人の考え(表面的ではなく本心から)を変えるということは難しいでしょう。
上記のように変えられない過去や他人に囚われて悩むより、変えることができる未来や自分に注目した方がより建設的で前向きな生き方ではないかということです。
過去の不運だった経歴(学歴や職歴)が悪いから、これからの人生も「お先真っ暗だ」と嘆いても何も変わらないということです。
これからを変えるにはどのような考えや行動をするべきかを考えてみて下さい。
そう考えることにより何か未来が明るく感じて来ませんか?