求人票のチェックポイント その1
週休二日制と完全週休二日制の違い
《 求人票のチェックポイント ~ 1 》
転職を考えるに当たり、いろいろと求人票を見ることがあると思います。
求人情報の中で、一般的に一番最初に見るのが、職種や賃金、勤務地になりますが、休みについては思い込みで勘違いしている事がありますので注意しましょう。
☆「週休二日制」と「完全週休二日制」☆
言葉は似ていますが、まったく内容は異なります。違いを理解していないと、後々こんなはずではなかった...ということになりますから必ずチェックしましょう。
まず、週休二日制とは「月に1回以上、2日休める週がある」制度のことで、2日休める週の数は企業によって違います。
例えば、毎月2日休める週が1回でも「週休二日制」と記載されています。
毎週日曜日が休みで、1週だけ土曜日が休みの場合、月5日間の休みということになります。
一方の、完全週休二日制は「毎週2日間の休日がある」制度で、4週間で8日休めるということになります。
上記の例の週休二日制の場合の月間5日間の休みと完全週休二日制の8日間の休みの場合では、年間36日もの差が出てきてしまいます。
プライベートの時間を大事にしたい人にとってはたとえ希望の会社に入社できて、希望する職種につけたとしても、休みの少なさが大きなストレスとなってしまいます。仕事へのモチベーションが下がる原因にもなりますから、よく理解しておきましょう。
キャリアアドバイザー 渥美敦子