メモはとってよいか?
メモをとる時のポイント
「メモをとる」というと一見やる気のある行動と思われがちですが、時と場合を考えなくてはなりません。
面接時においては面接官との会話に集中しましょう。
面接は説明会ではないので、基本的にメモは取らないほうがよいでしょう。面接中にメモを取り始めると、
「面接に集中していない」「メモがないと忘れてしまうのか」など、マイナスの印象を持つ面接官がいらっしゃるかもしれません。また実際にメモをとる間は面接官を待たせていまいます。次の面接のスケジュールもあるでしょうから、良い印象を残すためにもメモをとるのは極力控えたほうがよいでしょう。
しかし具体的な話など、例えば今後のスケジュールの日にち、労働条件の数字など間違えて後々トラブルにならない為に自信がない場合はメモをしておきましょう。
メモを取る時のポイントは、ひと言『すみません、大切な内容ですのでメモをとってもよろしいでしょうか?』と声をかけてください。
メモをとる場合、面接官が話している時は手元に目線を置かず面接官の顔を見て話を聞きましょう。
そして全部を書き留めるのではなくキーワードのみ簡潔に記してください。
手のひらサイズの小さなメモ帳とペンをセットにして、上着のポケットやバックからすぐに取り出せるように準備しておきましょう。
自分本位ではなく面接官や他の面接者への気遣いを忘れないように。
あなたの謙虚な姿勢が評価されてるかもしれません。
キャリアアドバイザー 渥美敦子