外国籍の方の転職相談
求められる日本語能力
弊社に登録されてくる外国籍の方が最近増えています。弊社に登録される方の20%~30%が外国籍の方になっています。新型コロナの影響もあるかと思いますが、台湾やミャンマーなどは国内が不安ということもあるのかも知れません。中国も日本に比べて暮らし辛い部分があるのかも知れません。
すでに日本で働かれている方で転職を希望する方もこれから日本で働こうと考えている方も日本で働くためには日本語力が求められます。
日本語力の目安となるのが日本語検定ですが、1級(N1)や2級(N2)などのレベルがあります。
求人ではN1レベルを求める求人が多いです。
しかし、N1を取得している外国籍の方でも会話をしてみるとあまり日本語ができないという方も多いように感じます。
日本の企業が求める日本語力は話す(会話力)・読む(読解力)・書く(記述力)の3つの力です。
私が面談した外国籍の方は読む・書くはできるが会話が上手くできない方や会話と読むことはできるが書くことが苦手という方などが居ました。
特に会話力が不足していてコミュニケーションが上手くできない方が多いように感じます。
このような方は普段の生活では自国の友だちと話している方が多いように感じます。
常に日本人と話すことをすれば、もっと短期間に日本語力がアップするのではないかと思います。
日本での就職ではITエンジニアなども含めて、日本人とほぼ同等の日本語での話す・読む・書くの3つのコミュニケーション能力が求められます。
日本語学校で学んで日本語検定に合格しただけでは日本で仕事をすることは難しいと思った方が良いでしょう。
逆に日本語検定1級や2級を持っていなくても日本語力が素晴らしい方も居ますので、そのような方は問題無く就職ができるかと思います。
外国籍の方は日本語力を上げるための努力を普段の生活からして頂ければ良いと思います。