よくある失敗
傾向と対策
面接官は面接時だけでなく、あなたが面接会場に到着したところからチェックしています。
①到着時間・・・遅刻はもってのほかですが、どうしても不測の事態で遅れる場合は必ず連絡を入れてください。早く着くのがよいという訳ではなく、約束時間の10分~15分前になるように早めに現地に着くようにして時間調整するとよいでしょう。早すぎると面接官が仕事中、事前準備中のこともあるので気を付けてください。また、案内してくれた社員の方にもきちんと挨拶をし、お礼の言葉も忘れないようにしましょう。
②携帯電話・・・待ち時間に無意識にスマホを見てしまうのは控えましょう。
スマホなどで余計な情報が入ってくると集中力がなくなり思わぬ失敗をするかもしれません。まずは到着したらスマホの電源を切ってください。面接中に着信音などが鳴ってしまったら大変です。少しの時間でも、もう一度履歴書に目を通して志望動機や自己アピールの内容を確認しておきましょう。
③服装・・・たとえ応募する企業のドレスコードがビジネスカジュアルだったとしても、面接時は男女ともにフォーマルなビジネススーツで臨みましょう。高価でなくても清潔なシャツでスーツもできればアイロンをかけておけば、自信を持って面接に臨めます。不潔なだらしない格好では信頼感がなくなります。
できれば靴や鞄・バックも磨いておきましょう。また、以外と忘れがちなハンカチ等も忘れずに入れておいてください。
④企業について調べていない・・・職種や年収だけで応募して、その企業について何も調べていないと、ほぼ一次面接通過は厳しいでしょう。企業側は何故応募してきたのかをかなりの確率で聞いてきます。ホームページなどで企業理念や会社の雰囲気など詳しく書かれているので、こちらから質問できるくらい読み込んでいきましょう。
補足として、口コミの情報ばかり読んでいるとかなり個人的な偏った情報が多いので、惑わされず自分自身の視点で情報を収集してください。
⑤最後まで話を聞けない・・・これは通常の人間関係にも通じますが、人の話を遮って自分の話を始めるはあまり感じのよいものではありません。ついやってしまいがちですが、マイナスイメージになるので気を付けてください。
⑥なぜその仕事がしたいか説明できない・・・曖昧な理由や年収のみが理由になると印象はよくありません。④と重複する部分がありますが、例えばその会社の企業理念に共感し、ぜひ御社で働きたい、、営業職であればもっと自分の裁量で判断できる営業がしたい、、等 具体的に熱意が伝わるよう文章にして頭に入れておきましょう。
キャリアアドバイザー 渥美敦子