人生の考え方
失敗しても悲観せず、成功しても浮かれず
私は今まで4回転職しています。その都度、挫折を味わいました。
そんな時に昔、学校の漢文の授業で覚えた「人間万事塞翁が馬」という話を思い出しました。
どんな話かと言うと、「昔、中国の国境近くに老人が住んでいた。飼っていた馬が逃げてしまい、近所の人たちが同情したが、老人は幸運の前兆かもしれないと言った。するとしばらくして逃げた馬が素晴らしい馬を連れて帰って来た。近所の人たちが祝福したが、老人は不幸の前兆かも知れないと言った。すると老人の息子がこの馬に乗って大怪我をしてしまう。近所の人たちがお見舞いに来ると、老人はこれは幸運の前兆かも知れないと言った。すると戦争が起こり、健康な若者はみんな戦争に行って戦死してしまったが、老人の息子は体が不自由だったため戦争に行けず、命が助かった。」という話です。
この話の教えは、「幸運なことが起こっても浮かれず、不幸なことが起こっても悲観せず」ということです。
人間誰しも人生で1度や2度は挫折することがあるかと思いますが、そんな時にはこれは幸運の前兆だと思ってもらえれば良いと思いますし、良い事があった時にはあまり浮かれずに普段通りの振る舞いをしてもらえれば良いかと思います。