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世界各国では、自動運転実現に向けた取り組みが行われています。
国内最大手のトヨタ自動車と、
自動運転技術の開発を手がける中国のスタートアップ企業、小馬智行は
合弁会社を設立し、「ロボタクシー」と呼ばれる自動運転タクシーを
量産する計画を発表しました。
量産する車両は自動運転レベル4を目指しています。

最近でも、ホンダから「2026年から無人の 自動運転タクシー開始を目指す」と
発表があり、話題となりました。

また、アメリカの一部地域では、
自動運転車による「完全無人タクシー」の24時間営業が認可されています。

アメリカでは、完全無人タクシーが進められていますが、
消防車と激突し、乗客が負傷する事故や
乾いていないコンクリートに入り、工事現場で立ち往生するという事故など
様々な問題も発生しています。
利用する乗客側にも、まだ不安が残る状況です。

日本でも、今後、タクシーの自動運転化は
間違いなく進められていくでしょう。
しかし、自動運転は大きな公道に強く、小道に弱い特性があります。
アメリカや中国などの大きな車道には適しますが、
日本のような複雑な小道、路地に対応するのは難しいです。
そのため、日本での導入は遅れるのではないか、と言われています。

おそらく、本格的な導入は何十年も先の話になってくるので
タクシードライバーの需要はしばらく続きそうです。
今、タクシードライバーを迷う際には、
自動運転の事はあまり気にしなくても大丈夫でしょう。