実力と給与
能力と給与水準
最近、高卒で20代前半の第二新卒の求職者の方と話をしていた時のことですが、その方の希望年収400万円以上ということです。不動産営業などでインセンティブが付く仕事でなければ難しいのではないかと言うと、ハードは営業は嫌だと言います。それでは20代前半の第二新卒の方の平均年収は300万円前後ですので、それくらいから検討されたら如何でしょうかと提案しましたが、あまり納得はされていないようでした。
民間企業であれば会社の利益から給与が支払われますので、基本的にその社員が会社にどれ程の利益をもたらしているかで計算しなければならないと思います。
当然、営業であれば直接的な売り上げという直接的な利益ですし、管理部門であれば間接的な利益ということになります。
そのためまだ経験が浅く、研修や先輩社員から教えてもらっている状態の社員では利益を上げるというよりも、赤字状態でも5年後に期待して給与を出しているというケースが多いかと思います。
権利を主張したければ義務を果たせというのが経営者目線から見た私の考えです。