私の歴史 NO.8
日本最大の専門学校グループ時代 NO.1
前回の話は大手人材会社でのことをお話ししましたが、そこから転職したのが現在は日本最大の専門学校グループになっている学園でした。
私が入社した1998年の頃は、現在のように専門学校だけで100校以上、その他に大学や大学院大学などを全国に展開する日本最大の専門学校グループではありませんでした。
日本最大の専門学校グループというのは、専門学校の分野ということで、大学などを入れるともっと大きな学園もあるためです。
その学園に入社した当初は、まだまだ急成長中の時期で理事長の下にパワフルで強烈な個性の理事3人が居り、その3人の理事たちによる壮絶な競争のもとに運営されていました。
そのため強烈な個性の理事のもとに、会議は朝10時から夜10時まで12時間行ったり、土日も無く勤務するなど、最近よく聞くワークライフバランスとはかけ離れた勤務状況でした。
そのためこれは大変な職場に転職してしまったという思いが強かったことを覚えています。
理事が来るとスタッフや管理職たちはピリピリ、ビクビクして顔色を窺い、そばに寄ることを避けるという状況でした。
入社して2年ほど経過した頃に私が居た専門学校の事務部長がある朝突然に失踪するという事件が起きました。原因は働き過ぎから精神的に破綻して行方をくらましたようです。
それほど過酷な職場ということです。
そのころ理事は東京の学園本部に居たのですが、その1件があった翌年のこと、私の居る専門学校に常駐することになったのです。
それから職場は毎日がピリピリムードとなりました。
（次回につづく）