あなたの会社の選考は法律違反をしていませんか?
2020年12月14日
厚生労働省の「公正な採用選考」の中に書かれている内容の一部を抜粋して記載します。
1.応募者に広く門戸を開く(年齢や性別による応募の制限の禁止)
2.適性・能力のみを採用基準とする
3.適性・能力に関係の無い事項の把握はしてはならない
上記3つの点に配慮しながら採用選考をしなければなりません。
・健康診断書の提出・・・合理的・客観的に必要性を認められない採用選考時の健康診断はしてはならない
・身元調査・・・本人の同意無しに身辺調査をして採用選考の資料にすることはできない
・面接や作文などで聞いてはならない事項・・・
本籍・出生地、家族の職業・続柄・健康・病歴・地位・学歴・資産、住宅状況、
家庭環境、宗教、支持政党、人生観・生活信条、尊敬する人、思想、
労働組合・学生運動に関すること、
購読新聞・雑誌・愛読書など
上記の内容を含む質問はしてはならないとされています。
意外と知らずに面接で聞いてしまったり、作文のテーマにしたりしていませんか?
特に年配の面接官は知らずにうっかり話の流れで親のことや兄弟のことなどを聞いてしまうものです。
くれぐれも気を付けましょう。