書類選考の通過率を上げる方法
企業へのPRポイント
2020年の春から始まった新型コロナの影響で就職環境は2019年までの売り手市場から完全な買い手市場へと変わってしまいました。特に事務系や営業系などの求人は激減しましたので、書類を出しても中々書類選考が通過しない人が非常に多くなりました。
このような状況の中でコロナ禍による企業の倒産や人員削減のため転職希望者は多くなっています。
採用側はこのチャンスに良い人材を採用しようと、良い人材が来るまで内定を中々出さない企業が多くなっているようです。
そのため書類選考も非常にハードルを上げ、書類選考の通過率が低くなり、最近は書類選考だけで簡単に落とします。
書類選考が不合格になってしまっては面接で面接官に会い自己アピールもできません。
そこで書類選考の通過率を少しでも高くするための方法をお教えします。
1.職務経歴書の内容
・できる限り読みやすく簡潔に書く
ダラダラと5ページ、10ページと書く方が居ますが、採用担当からすれば内容を見るのも大変。
あなた1人の書類を見るのではなく、数十人~数百人の書類を短時間に見なければならないため、
できる限り見易い職務経歴書の作成に心掛けましょう。
・実績などは数字で書く
どのような職種の仕事でも年度、毎月の目標数字があるものです。
その目標に対する達成率などを書くと良いでしょう。
また、管理部門などでは業務改善などでどれくらいの効率アップや
経費削減されたかを数字で書いくと良いでしょう。
・強調したい部分にアンダーラインしたり、文字を太字にする
特にPRしたい部分にはアンダーラインを引いたり、文字を太くしたり色を変えるなどして、
採用担当者に目立つようにしましょう。
・退職理由は前向きな理由を書く
退職理由に会社の批判的なことを書きたくなるのも分かりますが、できる限り前向きな理由を書く
ことをお勧めします。採用してもまた同じ不満で辞めるのでは無いかと思われるとマイナスです。
2.履歴書
・写真はしっかりした写真を用意しましょう
最近はスマホでもきれいに撮影できますが、写真のプロが撮影した写真の方が良いでしょう。
時々非常に暗い表情や見た印象が良くない写真を貼られている方が居ます。
履歴書の写真は第一印象の良し悪しを決めますので気を付けて下さい。
・学歴はできれば高校から書いて下さい
最近、地頭の良さを見るため大学の偏差値よりも高校の偏差値をチェックする企業が目立ちます。
・履歴書も職務経歴書も日付は提出する日付で出す
古い日付のままで企業に提出すると印象が良くありません。日付に気を付けましょう。
以上のような点に気を付けて履歴書と職務経歴書の作成をして下さい。
また、書類選考で不合格になったら、何が原因かを考えてみましょう。
内容が良くなかったのでは無いかと考え、内容を変えてみることをお勧めします。
何十社、何百社書類選考で不合格になっても修正せずに同じ書類のままでは、いつまで経っても書類選考は通過しません。