仕事をどのように選ぶか?
CAN・WANT・MUST
仕事選びではWANT(やりたいこと)を優先する人が多いかと思います。
これは当然です。やりたくも無い仕事を嫌々やっていても長続きしません。
でもやりたいことだけをできる仕事って、世の中にどれだけありますか?
逆にやりたい仕事に就いた人でも、嫌な仕事は有りませんか?
ひとりで独立して仕事をしている人で、嫌な仕事の依頼は全て断っている人ならばできるでしょう。
でもそのような人で生活が成り立つ人はどれほど居るのでしょうか?
一般的なサラリーマンは、組織で仕事をするのですから、やりたくない仕事や嫌な仕事(MUST)もやらなければならないものです。
組織にはその人ごとの役割があります。
ひとりひとりができること(CAN)、やりたいこと(WANT)、やらなければならないこと(MUST)の役割を果たしながら、企業(組織)は成果が出せるのです。
これがチームワークとか組織人とか言われるものです。
そのことを理解した上で、就職する際の求人選びではあまり細かな職種にこだわって、求人を選び過ぎると自分の可能性を捨てることにもなりかねないのです。
だからと言って何でも良いから応募しなさいと言っている訳ではありません。
自分の可能性はどのように広がるかは分からないということです。