転職を難しくする考え方
職種へのこだわりが強すぎる人
転職の相談をしていると職種へのこだわりが非常に強い人が居ます。特に理系や医療系などの専門分野の知識や経験がある方に多いようですが、全職種に言えるかも知れません。
確かに資格を取得しなければできないような仕事(例えば医師、看護師、医療専門職など)の場合は、その仕事以外には考えられないというのは理解できます。
しかし、例えば理系分野の職種(研究補助、分析、品質管理、生産管理など)はどうでしょうか。
大学院や大学や専門学校でその分野の勉強をしたので、その分野の仕事をしたいと言いますが、仕事は需要と供給のバランスを考えることも大切です。
希望通りにその仕事をずっとできる人も居ますが、希望通りにならない人も居ます。
目指す仕事の需要がどれくらいあり、その仕事をしたい人がどれくらい居るのか。
そのバランスを考えずに自分はこの仕事がしたいから、その仕事ができなければ嫌だと言っても、それはただの独りよがり、駄々っ子の子どもと同じです。
希望通りの仕事ができている人も悩みは多いと思います。
もし希望の仕事ができないならば、自分はどのような仕事をして行くのかを考える必要があります。
意外と希望通りではない仕事をしてみたら、知らない自分の能力を発見して成功する人も多いと思います。
自分で自分の可能性を狭めないで、可能性を広める努力をしてみましょう。
なかなか希望の仕事ができないと悩んでいるよりも、「知らない自分」「新しい可能性」を発見する方が楽しい人生になるのではないでしょうか。